主旨
新築物件の屋根に太陽光パネル・充電設備の設置を義務付ける条例(東京都環境確保条例)改正案は、2022年12月13日東京都議会第四回定例会で可決されてしまいましたが、都議会自民党が反対にまわる異例の事態となりました。かねてより警鐘を鳴らし続けているエネルギー政策研究の第一人者・杉山大志氏により、3月27日に義務化反対にかかる請願を提出されていました。2022年第四回定例会に提出した反対請願は、同年12月13日の環境建設委員会審査で不採択となり、今回5月23日の環境建設委員会審査委員会でも所属全会派(自民・公明・都ファ・共産・立憲・ミライ・グリーン)によって、再び不採択となりました。二度目となる今回の結果をうけ、憤りを抱くと同時に今後の条例施行強行への大いなる危機感を抱き小池知事へ緊急請願を提出する運びとなりました。つきましては、東京都知事選挙も目前に迫る中、来年施行が予定されている「太陽光パネルの新築住宅の設置義務化」について、太陽光パネルの設置義務化のどこがどう問題なのか、各種専門家が人権問題、経済性、災害時の危険等の観点から明確に論じます。
【お姐総括!】 環境建設委員会では中国製パネルのジェノサイドについて指摘する議員らもいましたが、太陽光パネル協会(お姐超訳:パネル推進業界団体)の「太陽光発電産業のサプライチェーン等における人権尊重に係る取組ガイダンス」を鵜呑みにし「都は、ジェノサイド問題を解決する法整備を国に求めて更なる推進を!」と表明し、倒れそうになりました。
まずは、米国やドイツのように中国製パネル輸入全面禁止の法整備が整うまで、「国に先駆けて」拙速に進めるべきではありません。
小池百合子の天下の愚作&新エネ推進になぜこれほどまでに、国政与野党、右も左ものっかるのでしょうか。多くの都民・国民はそのどちらでもないのです。
これが東京都議会の「民意」??!!オカシイと思いませんか??
本会議場での最終採決、お姐は断固反対し続けます。
(もう一つの怒りの不採択)
同日「自然を破壊している葛西臨海水族園の建て替え計画の見直しに関する陳情」も提出されましたが自公都ファ立憲の反対でまたしても不採択となりました。
しかれどもリアル署名は546筆、ネット署名は通算4万筆も集まり全国的な広がりを感じてます。
神宮外苑再開発も世論が動き、現在伐採できずにいますから諦めずに、今伐採が諦めず声をあげてまいりましょう!
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編集部より:この記事は東京都議会議員、上田令子氏(江戸川区選出)のブログ2024年4月23日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は上田氏の公式ブログ「お姐が行く!」をご覧ください。
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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