ミケーレ・ディ・グレゴーリオ 写真:Getty Images

 ユベントス(イタリア1部)が、モンツァ(同1部)に所属するイタリア人GKミケーレ・ディ・グレゴーリオ(26)の獲得に迫っているようだ。

 インテル下部組織出身のディ・グレゴーリオはイタリアの複数クラブへのレンタル移籍を経験した後、2020年8月にモンツァへレンタルで加入。2022年8月から完全移籍に切り替わると、抜群の反射神経を生かしたシュートセービングを武器に今季はここまでセリエA33試合に出場して14度のクリーンシートを達成している。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、ユベントスはディ・グレゴーリオの獲得に向けて移籍金2000万ユーロでモンツァとクラブ間合意に至ったとのこと。基本移籍金が1800万ユーロ(約30億6000万円)でアドオンが200万万ユーロ(約3億400万円)となるようだ。

 また、今季のコッパ・イタリアを制したユベントスだが、その試合での振る舞いが問題視されたマッシミリアーノ・アッレグリ監督を今月17日に解任。来季から就任することが濃厚となっているボローニャ(イタリア1部)のチアゴ・モッタ監督もこの取引を容認したようだ。

 なお、ユベントスはポーランド代表GKボイチェフ・シュチェスニーが絶対的守護神に君臨。今季のセリエA30試合で15回のクリーンシートを達成している同選手とユベントスの現行契約は2025年夏までとなっている。