バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)が、ライプツィヒ(同1部)に所属するスペイン代表MFダニ・オルモ(25)の獲得に興味を持っているようだ。
バルセロナ(スペイン1部)の育成機関で育ったオルモは2015年にディナモ・ザグレブ(クロアチア1部)でプロデビューを果たすと、2020年冬にライプツィヒへステップアップ。高いボールコントールと高水準なキック精度を武器にブンデスリーガ21試合に出場して4ゴール5アシストを記録した。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、バイエルンのスポーツディレクター(SD)を務めるマックス・エベール氏はライプツィヒのSDをやっていたときからオルモを高く評価しているという。
ただ、スペイン代表MFには古巣のバルセロナや名前こそ明らかになっていないものの、プレミアリーグの2クラブも興味を持っているとのこと。同選手には今夏に有効な6000万ユーロ(約102億2000万円)の契約解除金が存在しているようだ。
なお、ブンデスリーガでの連覇が途切れたバイエルンは今季限りでトーマス・トゥヘル監督が退任。その後任としてバイエル・レバークーゼン(ドイツ1部)のシャビ・アロンソ監督やドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督などの招へいに失敗するなど難航しているが、バーンリー(イングランド1部)のバンサン・コンパニ監督の就任が近いとみられている。