ミカエル・オリーズ 写真:Getty Images

 チェルシー(イングランド1部)が、クリスタル・パレス(同1部)に所属するフランス人MFミカエル・オリーズ(22)の獲得に興味を示しているようだ。

 今季のプレミアリーグで6位フィニッシュに終わったチェルシーは、双方合意のもとで昨夏に就任したマウリシオ・ポチェッティーノ監督を解任。その後任として日本代表MF三笘薫が在籍するブライトン・アンド・ホーブ・アルビオンを今季限りで退任するロベルト・デ・ゼルビ監督などが候補に上がっている。

 イギリス『ミラー』によれば、チェルシーは以前から関心を寄せているオリーズの一貫性の高いパフォーマンスをとても高く評価しており、新指揮官の動向に関係なく、獲得に動く予定だという。パレスと2027年夏まで契約を結んでいる同選手に移籍金6000万ポンドを用意しているようだ。

 ただ、フランス人MFにはマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)やアーセナル(同1部)、ニューカッスル・ユナイテッド(同1部)、リバプール(同1部)も関心を持っているとのこと。同選手はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場を望んでおり、アーセナルがポールポジションに立っているようだ。

 世代別ではフランス代表としてプレーしていたものの、イングランド生まれで、ナイジェリア人の父親とアルジェリアにルーツを持つフランス人の母親を持っていることから4ヶ国でプレーできる資格を持っているオリーズは2021年夏にパレスへ加入。今季は負傷期間がありながらも、プレミアリーグ19試合で10ゴール6アシストを記録している。