徳島ヴォルティスが今月26日に明治安田J2リーグ第17節のいわきFC戦を控える中、再びピッチ内外で問題を抱えている模様。一部でMF玄理吾の副キャプテン降任を巡る議論が白熱する中、公式サイト上での異変に注目が集まっている。
ファン・サポーターの関心が集まっているのは、徳島の公式サイトに掲載されているスポンサー一覧。徳島県内を中心に不動産事業を手掛ける『株式会社ピースリビング』は、今季もオフィシャルスポンサーとしてクラブを支えていたが、今月25日正午時点で同社のロゴが一覧から削除されている。
一部報道によると、ピースリビングの堀金建吾代表取締役は、他社の会社経営者らとともに危険ドラッグ販売に関与した疑いで今月21日に逮捕。四国厚生支局麻薬取締部によると、堀金氏ら6名は昨年12月に国から販売等停止命令を受けた商品を、大阪市内の店で販売していたという。
この事件が徳島県内で大々的に報じられているだけに、公式サイトの変化を受けて「ヴォルティスはスポンサー契約解除に動いているのかな?」「逮捕されたから、さすがにスポンサー契約継続は厳しいのでは?」といった声が。スポンサー契約に関するクラブからの公式発表は、25日正午時点でない。
その徳島は増田功作氏の監督就任もあり、今月23日に新体制を発表。新たにFW渡大生が副キャプテンに就任した一方、玄理吾が降任している。一部メディアが25日に副キャプテン交代の理由を報じられているだけに、ファン・サポーターからはスポンサー契約の問題も含めてクラブに説明を求める声が湧き起こっている。