伊藤敦樹 写真:Getty Images

 明治安田J1リーグに所属する浦和レッズのMF伊藤敦樹は海外移籍を希望しており、今後のオファー次第で活躍の場を移す可能性があるようだ。

 伊藤は今年1月13日に開催された『東京オートサロン2024』の浦和レッズ「URAWA FUTURE賞」授賞式に出席した際、シーズンオフに海外クラブからオファーを受け、移籍の可能性があったなかで浦和残留を決めたと明かしていた。伊藤に近しい関係者の話によると、本人は海外でのプレーを望んでいるとのこと。その希望が叶うか否かは条件に合うオファー次第だろう。

 なお、伊藤は浦和に残留した理由について「浦和レッズでJリーグのタイトルを獲りたいですし、昨年それが叶わなかったのが非常に悔しかった」と語っている。

 浦和の下部組織出身である伊藤は昨シーズン、マチェイ・スコルジャ監督の下でボランチを主戦場としリーグ戦33試合に出場。今シーズンはスウェーデン代表MFサミュエル・グスタフソン加入の影響もあり、新たに就任したペア・マティアス・ヘグモ監督指揮の下でインサイドハーフにコンバートされた。本来のパフォーマンスをなかなか発揮できない状況が続いていたが、5月6日にホーム埼玉スタジアムで行われたJ1第12節の横浜F・マリノス戦では2ゴールを挙げる活躍でチームを勝利に導いている。

 浦和の生え抜きMFは今後、どのようなキャリアを歩むのだろうか。