日本時間今月25日深夜開催のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝2ndレグで、UAE1部アル・アインと対戦する横浜F・マリノス。アジア制覇へ王手をかけている中、韓国メディアが同クラブに関する情報を公にしている。
韓国メディア『news1』は25日に「横浜FM所属ナム・テヒとアル・アイン所属パク・ヨンウによる韓国人対決が幻に終わる可能性が高い」とリポート。「韓国国内クラブはACL決勝まで勝ち進めなかったが、決勝1stレグにおける両選手の対決は韓国サッカーファンの注目を集めた」とした上で、ナム・テヒについて「彼は今月19日の(J1第15節)FC東京戦でゴールを決めたが、ハーフタイムに途中交代。コンディションに問題を抱えた」と、横浜FMが同選手の状態について公式発表していない中で伝えている。
一方、横浜FMのクラブ公式Xアカウントでは、24日にトレーニングの様子が80秒ほどの動画によりアップ。ファン・サポーターから「ナム・テヒがいない…」「ナム・テヒ、FC東京戦での怪我が響いたのかな」と韓国人MFの状態を心配するメッセージが相次ぐ中、『news1』は「ナム・テヒはクラブ公式の映像に登場していない。サポーターも彼の行方を気にしている」と綴っている。
現在32歳のナム・テヒは、2012年にヴァランシエンヌFCからレフウィア(現アル・ドゥハイル)へ移籍した後、10年以上にわたりカタール国内でプレー。横浜FM移籍前の2022/23シーズンはリーグ戦22試合中17試合の先発出場で6ゴール4アシストと、FWマイケル・オルンガとともに攻撃陣の中心選手として活躍していた。
今季もここまでリーグ戦9試合の出場で2ゴール1アシストと結果を残していたナム・テヒ。中東サッカーを詳しく知っている同選手の不在は、横浜FMにとって大きな痛手となるかもしれない。