伊東純也 写真:Getty Images

 日本サッカー協会(JFA)は今月24日14時から、6月のFIFAワールドカップ北中米大会アジア2次予選(対ミャンマー、シリア)に臨む日本代表のメンバー発表会見を実施予定。『週刊新潮』のニュースサイト『デイリー新潮』で性加害疑惑が報じられたFW伊東純也(スタッド・ランス)に再び注目が集まっている。

 伊東はAFCアジアカップ開催期間中の今年1月31日に性加害疑惑が報じられると、日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三前会長が二転三転した末、準々決勝イラン戦直前に同選手の代表途中離脱を発表。今年3月のW杯アジア2次予選・北朝鮮戦で招集されなかっただけに、ネット上では「JFAはなぜ伊東選手を守らないのか」「伊東純也よりもスポンサー優先?」といった批判も湧き起こっていた。

 一方、日本代表のスポンサーである『株式会社クレディセゾン』の発行するクレジットカード『SAMURAI BLUE カード セゾン』公式Xアカウントによる投稿がきっかけで、”伊東純也代表復帰論”が噴出。同アカウントは今月10日、6月11日開催のシリア戦を対象にカード会員限定のチケット販売エントリーを受け付けているが、添付画像には今年1月1日に行われた国際親善試合タイ戦のスターティングイレブンが使用。伊東がキャプテンマークを巻いているだけに、代表復帰の予兆という見方が広まっていた。

 今月24日に代表メンバー発表を控える中、Xでは昨年9月に行われた国際親善試合トルコ戦における伊東のドリブルやPKからのゴールが話題に。トルコ戦の動画が拡散されると、「日本代表には伊東純也が必要!」「これで復帰しなかったらJFAに幻滅する」「選ばない理由探すのが難しい」という声が湧き起こっているほか、「新潮を許さない」「新潮だんまりするな」と週刊誌報道への批判も再び噴出している。

 また、日本代表が伊東不在の中、AFCアジアカップ準々決勝イラン戦で敗れたほか、伊東が所属クラブで結果を残しているだけに、「右サイド、堂安律だと厳しい」「久保建英や堂安律でも右サイド良いけど、やっぱり伊東は別格」「いつまでも三笘薫と伊東純也が不在だと厳しい」という意見も見受けられる。

 なお、日本代表は北朝鮮戦の不戦勝により、2試合を残して2次予選突破を決めている。今月開催の2試合は新戦力を試す場でもあるが、それでも多くのファン・サポーターが伊東の代表復帰を望んでいる。