岡庭愁人 写真:浅野凜太郎

 明治安田J2リーグのジェフユナイテッド千葉(現8位)は、5月25日にアウェイのトランスコスモススタジアム長崎で行われるJ2第17節で現在リーグ2位のV・ファーレン長崎と対戦する。試合を2日後に控え、千葉がメディアに向けて囲み取材を行った。

 ホームで行われた第16節の愛媛FC戦に7-1という大差で勝利した千葉。この試合に右サイドハーフとしてスタメン出場したDF岡庭愁人は、1ゴール1アシストを記録。ここからさらに得点を狙っていくことに意欲を示している。

 長崎戦でどのようなプレーをしたいか問われた岡庭は「長崎が守備時にブロックを敷いてくることは、スカウティングを通して理解できています。裏抜けを積極的にすることで相手を間延びさせることができると思うので、そのタイミングでフリーになるFWやシャドーの選手を使っていきたいです。それがダメなら僕が足元で受ける。とにかく相手を動かしていきたい」と述べた。また、愛媛戦でチームがみせた左サイドでの崩しが自身のゴールチャンスをより増やしてくれたと語り、7-1という大差での勝利が成長に繋がっていると明かした。

 「チームとして流れは悪くない。自分としても試合に出ることができているので、この調子でプレーを続けていきたいです。そしてもしも再びつまずくことがあれば、その時は周りとコミュニケーションを取ってプレーを変化させていきます」と、ここまでチームが積み上げてきたサッカーで今後も上を目指すと話した。

 愛媛戦での大量得点が偶然ではないことを証明するためにも、リーグ2位の長崎相手に勝利を掴みたい千葉。岡庭をはじめとした前線の選手たちが、この試合でも得点に絡むことが必要だ。