以前トカナでも紹介した幽霊と結婚した女性が、その後離婚し、今度は幽霊の元夫の嫉妬心を掻き立てているようだ。
イギリス・オックスフォードシャーに住む40歳のブロカードさんは、かつてヴィクトリア時代の兵士の霊エドワードと結婚したが、彼の浮気とストーカー行為を理由に離婚した過去がある。
自称“幽霊を引き付ける体質”であるブロカードさんは、テレビ番組の撮影中、アメリカ・ネバダ州にあるピエロだらけで有名なクラウンモーテルで、霊に憑りつかれたピエロの人形と出会い引き取ったという。
ピエロの人形を連れてアメリカを周った後、ブロカードさんはイギリス・オックスフォードシャーの自宅に戻り、新しい仲間であるピエロの人形についての心霊調査を行った。しかし、元夫であるエドワードはピエロの存在を快く思っておらず、家に入れたくないようだという。
エドワードは最近、彼女が他の霊と交流することは大目に見ているようだが、別の霊を家に入れることには納得がいかないようだ。
ブロカードさんは「エドワードは非常に強力なエネルギーを持っていて、彼が物申したい時はすぐにわかります。最近は落ち着いていたのですが、ピエロの人形だけは嫌っているみたいです。エドワードは嫉妬しているようですが、心配ありません。私はピエロの霊と結婚するつもりはありませんし、ピエロは研究のために連れてきたものなので、霊との三角関係に陥る心配はありません。ピエロが霊に憑りつかれているのは明らかなので、エドワードが私を守ろうとしているのかもしれません。でも私は霊が宿るものに強い興味を持っていますし、呪われた品々の世界はまだ未知の領域です。だからできる限り学んで吸収したいと思っています」と語っている。
さらに「このピエロの人形は以前、人形師の男の霊に憑りつかれていました。この男は人気者になりたかったものの、実際には冷遇されていたようです。私は彼の苦しみがわかるので、そのメッセージをこの人形を通して伝えたいと考えています。ホテルの許可を得てピエロを迎え入れ、詳しい心霊調査を行いました。結果、私は彼の人生に興味を持ち、彼が助けを求めていると感じました。まだ断片的な情報しか得られていませんが、今後数か月で彼をより深く理解していきたいと思います」と続けた。
クラウンモーテルはネバダ州で最も有名な心霊スポットの一つだ。ホテルで一夜を過ごしたブロカードさんは、その理由を次のように分析している。
「このホテル周辺では過去に数多くの殺人事件や不慮の死が発生しています。ポータル付近に位置するため、ここには暗黒の力が働いていると考えられています。駐車場の向かいには墓地もあります。多くの亡霊がこのホテルに棲み着き、その一部がピエロの人形に憑りついていると言われているのです。クラウンモーテルには世界中からピエロの人形が寄贈されていますが、私が迎え入れたピエロのように、霊に憑りつかれている物もあると思います」
ブロカードさんはピエロ人形と共にハリウッドやラスベガスなどを周遊したが、この不気味な人形はこれまでのところは大人しくしているという。
しかし、「このピエロの人形が時折自力で動くことはありますが、私を不安にさせるようなことは起きていません。家に2体の霊がいる今、今後も平和であることを望んでいます」と、さらっと恐ろしいことを語っている。
ブロカードさんの不可思議な体験の全容については、彼女の公式サイトbrocarde.comで確認できる。ファンのためにピエロを監視するカメラ”クラウンカム”の導入も検討しており、霊に取りつかれたピエロ人形の経過を追えるようになる予定だ。
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提供元・TOCANA
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