バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)が、チェルシー(イングランド1部)を退任したマウリシオ・ポチェッティーノ監督の招へいに興味を持っているようだ。
DFBポカールではまさかの早期敗退に終わると、ブンデスリーガ12連覇を逃し、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でもベスト4敗退に終わるなど12シーズンぶりの無冠となったバイエルン。今年2月にはトゥヘル監督が今季限りで退任することが発表されていた。
しかし、その後任探しは難航しており、シャビ・アロンソ監督(バイエル・レバークーゼン/ドイツ1部)や、ユリアン・ナーゲルスマン監督(ドイツ代表)、ラルフ・ラングニック(オーストリア代表)、オリバー・グラスナー(クリスタル・パレス/イングランド1部)の招へいには失敗。トゥヘル監督の続投を検討したものの、契約期間を巡って合意に至らなかった。
ドイツ『スカイ・スポーツ』などで記者を務めるフロリアン・プレッテンベルク氏によれば、新指揮官を探しているバイエルンは、ポチェッティーノ監督の情報を収集している模様。バイエルンはバーンリーのバンサン・コンパニ監督を具体的なターゲットにしており、話し合いが進行していることから、現時点でポチェッティーノ監督とは接触していないようだ。
その一方で、これまでにトッテナム・ホットスパーやパリ・サンジェルマン(PSG)を指導してきたポチェッティーノ監督は昨夏にチェルシーの監督に就任。シーズンが進むにつれて勝ち星を増やしていき、カンファレンスリーグ出場権を獲得したが、21日に双方合意のもとでチェルシーをわずか1年で退任していた。