昨年までヴィッセル神戸でプレーしていた元スペイン代表MFフアン・マタに、古巣復帰の可能性が浮上。新天地でMFサンティ・カソルラとチームメイトになる可能性があるという。
昨季限りで神戸を退団したマタは、今年1月に日本代表MF久保建英擁するレアル・ソシエダやセビージャ、バレンシアとの接触が報じられたものの、4か月以上にわたりフリーの身である。しかし、今月はじめに古巣マンチェスター・ユナイテッドの公式インタビューで「次どこでプレーするか、考えているところだ」と現役続行を明言。現在はロンドンでトレーニングに励んでいるという。
また、スペインの公共放送局『RTPA』は今月8日、マタがアメリカのサンディエゴFCに加入する予定だと報道。2025シーズンからMLSウェスタン・カンファレンスに参入予定のクラブでオーナーを務める可能性も伝えていたが、第一報から2週間が経過した今も公式発表はない。
そんな中、スペインメディア『エスタディオ・デポルティーボ』のアンヘル・ガルシア記者は22日に「レアル・オビエドがマタの獲得に向かっている。クラブの会長が、マタ本人や父親との交渉を開始した」とリポート。レアル・マドリードの下部組織加入前にプレーしていた古巣に復帰する可能性があるという。
オビエドは2000/01シーズンを最後にラ・リーガの舞台から遠ざかっており、一時期はスペイン3,4部に低迷。2015/16シーズン以降は2部で戦っているが、今季は2試合を残す中、昇格プレーオフ圏内の6位につけている。カソルラの活躍もあり、直近9年間で過去最高成績でシーズンを終える可能性があるだけに、大物獲得への期待も高まっている。