新型パサート・ワゴン・ショートインプレッション
新型パサートの国際試乗会は、新型ティグアンと同時開催された。理由は、MQB evoという新プラットフォーム/1.5eTSIエンジン/最新のインフォテイメント系などをティグアンとパサートで共用しているからだ。


パサートの印象もティグアンとよく似ている。室内の静粛性は素晴らしく、乗り心地は伝統的な重厚感のなかに軽快感を感じるタイプ。ただし、静粛性にしても乗り心地の快適性にしても、パサートのほうがティグアン以上に上質だった。
もうひとつパサートで特筆すべきは、ホイールベースが50mm延長され、これがそのまま後席のレッグスペースに充てられた点。これはMQBevoの採用により可能になったという。
パワートレインは1.5eTSIと2.0TDIにくわえ、1.5eTSIベースのPHEVも導入される可能性がある。ただし、セダン人気が低迷しているため、新型はヴァリアント=ワゴンのみが設定される見通しだ。
VWティグアン主要諸元

グレード=ティグアン2.0TDI Rライン
全長×全幅×全高= 4359×1859×1660mm
ホイールベース=2680mm
エンジン=1968cc直4DOHC16Vターボ(軽油仕様)
最高出力=110kW(150ps)
最大トルク=370Nm(36.7kgm)
トランスミッション=7DCT
サスペンション=前ストラット/後4リンク
ブレーキ=前ベンチレーテッドディスク/後ディスク
駆動方式=FF
乗車定員=5名
最小回転半径=5.85m
最高速度= 207km/h
0→100km/h加速=9.4秒
※数値は欧州仕様













提供元・CAR and DRIVER
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