ジーニーの2024年3月期の連結業績は、売上収益が前期比24.1%増の80億1200万円、営業利益が同37.4%減の15億3800万円、経常利益が同44%減の12億7700万円、純利益が同51.2%減の10億3100万円でした。
広告プラットフォーム事業では、Webサイトやスマートフォンアプリ上に、各々の閲覧者に合った広告を瞬時に選択し表示させる技術(アドテクノロジー)を使って、インターネットメディアや広告主の広告収益や効果を最大化させるプラットフォームを提供サプライサイドビジネスにおいては、これまで未開拓だった動画領域での業績を拡大しました。同事業の売上収益は、43億600万円(前年同期比9.9%増)、セグメント利益は22億4400万円(前年同期比3.7%増)となりました。
マーケティングSaaS事業では、企業のマーケティング活動の支援を目的としたBtoB向けSaaSプロダクトを中心に、顧客企業の広告運用代行サービスを含めた各種ソリューションを提供。「GENIEE SFA/CRM」では、ChatGPTを活用して利便性を大幅に向上させる新機能と、AI機能を備えた「AIアシスタントプランpowered by GPT-4」をリリースし、機能強化を図りました。同事業の売上収益は、27億400万円(前年同期比36.8%増)、セグメント利益は2億1500万円(前年同期比151.1%増)となりました。
海外事業では、インターネットメディア向けの「GENIEE SSP」、広告主/広告代理店向けの「GENIEE DSP」及びインターネットメディアのディスプレイ広告収益の向上サービスを提供する完全子会社のZelto,Inc.(以下、Zelto)を展開。同事業の売上収益は、12億4900万円(前年同期比59.4%増)、セグメント利益は2億100万円(前年同期比40.6%減)となった。売上収益80億1200万円(前年同期比24.1%増)、営業利益15億3800万円(前年同期比37.4%減)、純利益10億3100万円(前年同期比51.2%減)となりました。
2025年3月期の連結業績は、売上収益が前期比27.3%増の102億円、営業利益が同49.4%増の23億円を計画。
提供元・RTB SQUARE
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