「カルティエ」「ヴァンクリ」擁するリシュモンの2024年3月期決算は約4000億円の最終利益
3月27日にオープンした「カルティエ ブティック 麻布台ヒルズ店」© DAICI ANO(画像=『SEVENTIE TWO』より 引用)

 「カルティエ(Cartier)」や「ヴァン クリーフ&アーペル(Van Cleef&Arpels)」などの宝飾ブランドを擁するリシュモン(Richemont)は5月17日、2024年3月期の通期連結決算を発表した。売上高は206億1600万ユーロ(約3兆4841億円*、前年比3%増)、営業利益は47億9400万ユーロ(約8101億円、同5%減)、当期純利益は23億5500万ユーロ(約3979億円、同782%増)と増収増益で、最終利益は大幅増だった。

 主力であるジュエリー部門が好調で、すべてのエリアで増収となり、特に日本を含むアジア太平洋、中東、アフリアが高い成長を維持した。

 部門別での売上高は、ジュエリー部門は107億400万ユーロ(約1兆8089億円、前年比7%増)で、時計部門は70億100万ユーロ(約1兆1831億円、前年から増減なし)、レザーグッズ&アクセサリー部門は10億2500万ユーロ(約1732億円、同6%増)、ファッション部門は7億8900万ユーロ(約1314億円、同6%減)、筆記用具部門は4億3500万ユーロ(約735億円、同5%減)、その他の部門は6億6200万ユーロ(約1118億円、同2%減)だった。

文・高村 学/提供元・SEVENTIE TWO

【関連記事】
「オニツカタイガー」からファッションと快適性の両面にこだわった新作シューズが登場
「ニューバランス」から90年代のアウトドア小物に着想を得た限定カラーの「992」が登場
「ザ・ノース・フェイス」が独自に開発した防水透湿素材を使用したコーチジャケットを発売
「ミズノ」が高反発ソール素材を搭載したランニングシューズ「WAVE AERO 19」を発売
「ナイキ」から環境に配慮したバスッケトボールシューズが誕生