三好康児 写真:Getty Images

 かつて川崎フロンターレ、北海道コンサドーレ札幌、横浜F・マリノスでプレーしていた日本代表MF三好康児に、イングランド3部降格のバーミンガム・シティに残留する可能性がある模様。日本代表OBの内田篤人氏も同選手の去就に関心を寄せている。

 三好はJリーグ3クラブやベルギー1部ロイヤル・アントワープを経て、昨年6月にバーミンガムへフリー移籍。同クラブと2年契約を結ぶと、今季はリーグ戦43試合の出場で6ゴールをマーク。ウェイン・ルーニー監督時代に一時出場機会を減らしたが、今年1月以降はほぼ全試合でスタメンに名を連ねていた。

 ただバーミンガムは今季のイングランド2部リーグを13勝11分22敗の22位で終え、3部降格が決定。クラブは19日に5選手の退団、2選手への契約延長オファー打診、1選手の契約延長を公式発表している。その中で三好については「まだ契約が残っている」として残留の可能性があることを強調している。

 バーミンガムの3部降格は、インターネット動画配信サービス『DAZN』で今月9日配信開始の「内田篤人のフットボール・タイム」でも話題に。内田氏は「年齢的な部分もあるかもしれない。移籍に関して言うと。そのまま残る可能性も無くはないかな」と今夏移籍、残留両方の可能性を否定しなかった。

 東京五輪U24日本代表のチームメイトであるMF久保建英(レアル・ソシエダ)やMF三笘薫(ブライトン)が欧州主要リーグでプレーする中、カテゴリーを落とすという選択肢も残されている三好。この夏に欧州他クラブからオファーが届くのか注目が集まる。