JR京都駅から徒歩2分に位置する京阪グループの宿泊施設「THE THOUSAND KYOTO」では、2021年5月から屋上に巣箱を設置し、セイヨウミツバチを飼育し、都市養蜂にチャレンジしています。
京都駅の目の前で採れるはちみつ
このプロジェクトでは、周辺の植物を蜜源とするセイヨウミツバチをホテル屋上で育てるとともに、その副産物としてはちみつを採取。
この4月に採取したはちみつは「春一番」だといいます。1年で最も早く咲く早春の花々の蜜からなるため、初夏に採れるはちみつとは異なる味わいを醸し出すそうです。
養蜂を介して「次の千年」に繋がる体験を
「生物多様性」および「地産地消」というふたつの観点から、養蜂を通じてSDGsの実現を目指したというこの都市養蜂プロジェクト。
花粉媒介者となるミツバチを建物屋上で飼育することで、京都市内の緑化、生態系の維持に貢献すること、ホテル内レストランではちみつを提供したりや瓶詰め販売したりして「地産地消」を実現するといいます。
<参照>
ホテル屋上での都市養蜂で2024年初めてのはちみつを採取