ブライアン・ブロビー 写真:Getty Images

 アーセナル(イングランド1部)が、アヤックス(オランダ1部)に所属するオランダ代表FWブライアン・ブロビー(22)の獲得に興味を持っているようだ。

 アヤックスの下部組織で育ったブロビーは2020年にトップチームデビューを果たすと、2021年夏にフリーでライプツィヒへ移籍。ドイツの地では思うような出場機会を手にできず、2021年12月にアヤックスへ復帰すると、今季は公式戦43試合で22ゴール12アシストを記録している。

 イギリス『インデンペンデント』によれば、2年連続で2位となったアーセナルは今夏にストライカー獲得を画策しており、ニューカッスル・ユナイテッド(イングランド1部)のスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクをメインターゲットに設定しているとのこと。しかし、ニューカッスルが同選手をプロジェクトの中心に見据えていることから、獲得が難しいことを認識しているようだ。

 アーセナルは同選手の獲得が可能かどうかを見極めたいと考えているが、長い間交渉を行うことは望んでいないとのこと。イサクの獲得に失敗したその代替案として複数ビッグクラブからの注目を浴びているブロビーをリストアップしているようだ。

 なお、アーセナルはスポルティングCP(ポルトガル1部)に所属するスウェーデン代表FWビクトル・ギェケレシュの動向にも注目しているとのこと。その一方で、1月の時点で獲得を検討していたブレントフォードのイングランド代表FWイバン・トニーは1億ポンド(約197億円)という高額な移籍金が足枷となって関心は下火になっているようだ。