シャビ・シモンズ 写真:Getty Images

 バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)が、ライプツィヒ(同1部)でプレーするオランダ代表MFシャビ・シモンズ(21)の獲得に興味を持っているようだ。

 バルセロナの下部組織であるラ・マシアで育ったシャビ・シモンズは、2019年夏にパリ・サンジェルマン(PSG)に移籍すると、PSVでのプレーを経て、昨夏にライプツィヒへレンタルで加入。卓越したボールコントロールと高いキック精度を武器に今季はブンデスリーガ32試合で8ゴール13アシストの数字を残している。

 ドイツ『スカイ・スポーツ』によれば、12シーズンぶりの無冠に終わったバイエルンのスポーツディレクター(SD)を務めるマックス・エーベル氏がシャビ・シモンズの大ファンであり、獲得にとても熱心だという。ただ、バイエルンは選手を放出してスピースを作らなければいけないため、難しいオペレーションとなっているようだ。

 また、シャビ・シモンズの移籍金移籍金は6000万ユーロ〜7000万ユーロ(約101億8000万円〜約118億8000万円)に見積もられており、選手本人は来季のプレー先を今夏に開催されるユーロ2024までに決めたいと考えているとのこと。今季限りで退任するトーマス・トゥヘル監督の後任が決まっていないバイエルンにとっては時間が少なくなっているようだ。

 なお、オランダ代表MFは保有権を所持するPSGとは2027年夏まで契約を結んでいる。今季プレーしたライプツィヒももう1年残留を望んでいるようだが、どのような結末が待っているのだろうか。