1台あればアプリやオンラインで様々な情報やサービスが利用できるスマホ。中には複数台を用途別に使い分けているという人もいるようです。株式会社IoTコンサルティングが運営する、格安SIMやスマホの最新情報をお届けするメディア「ロケホン」では、20代以下~60代以上の男女100名を対象に、インターネットアンケートで「スマホの所有台数にまつわる意識調査」を実施。持っているスマホの所有台数や使い分けの用途などについて質問しています。その結果を見ていきましょう。
4人に1人がスマホを2台以上持っている
最初に、「あなたはスマホを何台持っていますか?」と質問したところ、「1台」という回答が73名、「2台」が25名、「3台」が1名、「4台以上」が1名という結果でした。「1台」という回答が大多数を占めるものの、約4人に1人は2台以上のスマホを持っていることがわかりました。
スマホを2台以上持っていると回答した人を対象に、「使い分けの用途を教えて下さい」と尋ねたところ、「プライベートと仕事で分けている」と回答した人は11名で42.3%、「プライベート用で複数台持っている」と回答した人は15名で57.7%でした。プライベート用で複数台利用している人のほうが仕事とプライベートで使い分けている人よりも多いという結果から、“スマホの2台持ち”という利用方法が浸透してきているのを感じます。
ロケホンでは、所有の有無に関わらず、「プライベート用のスマホ2台持ちに、必要性を感じますか?」と質問しました。最も多かったのは「2台持ちは必要ない」の60%。次いで「できれば2台持ちしたい」の30%、3位が「2台持ちしたい」の10%という結果でした。
半数以上は「2台持ちは必要ない」と考えているようですが、40%が「できれば2台持ちしたい」「2台持ちしたいと感じる」と回答しており、今後スマホを2台持ちする人はもっと増えていくのではないかという印象を受けます。
約7割が「スマホがおトクに購入できるなら2台目の購入も検討する」と回答
続いて、「スマホがお得に購入できるなら2台目の購入も検討しますか?」と質問しています。すると、「検討する」の22名と「検討する可能性はある」の45名を合わせた約7割が、2台持ちについて前向きに考えると回答していることがわかりました。
この結果から、2台持ちを躊躇する理由の1つが“商品代金”や“ランニングコスト”などの出費であることが推察されます。
では、2台目にはどのような機種が選ばれるのでしょうか。「スマホ2台目の機種は、どのようなものを検討しますか?」の質問には、32.3%が「iPhoneの過去製品」、29.2%が「Androidの過去製品」と回答し、「iPhoneの最新機種」の19.8%、「Androidの最新機種」の18.8%を大きく上回りました。
この結果から、2台目のスマホは最新機種などの機能性よりも、価格やコストなどの“お得感”であることがわかります。