廃棄タイヤを再利用するサステナブルブランド「SEAL(シール)」は、兵庫県豊岡市のトランクメーカー「HOKUTAN(ホクタン)」とコラボレーションし、廃棄タイヤチューブから作られたキャリーケース「トロリーケース S」を発表。
同商品は、5月20日(月)より「SEAL表参道本店」と公式サイトにて受注販売を開始する。タイヤを使用しているため、衝撃や水に強いタフさが自慢のキャリーケースだ。
サステナブルな日本のバッグブランド「SEAL」
2007年創業の「SEAL」は、全ての作業を国内職人の高い技術によって作っている、MADE IN JAPANのバッグブランドだ。
廃タイヤを再利用して製品を作っており、中には製造が困難な森野帆布や藤倉航装といった異素材とのコラボ製品も開発している。自分だけのオリジナル感を楽しみたい人や、ライフスタイル感覚に敏感な人にぴったりの商品を揃えている。
また同ブランドでは、「WWF(世界自然保護基金ジャパン)」への寄付や植林などの活動を通じて、ユーザーが気軽に社会貢献活動に参加できるような取り組みを積極的に行っている。
廃タイヤチューブを全面に採用したキャリーケース
兵庫県豊岡市のファイバー製トランクメーカー「HOKUTAN」とのコラボレーションで生まれた「トロリーケース S」は、廃棄されたタイヤチューブを、粉砕などの特殊な加工はせず、そのままの状態で製品全面にリユースしている。
タイヤチューブ本来の特徴である弾力性や耐久性、防水性を活かすことで、旅先での過酷な環境にも耐える製品となった。雨や雪の日などでも気にせず使える、タフなキャリーケースだ。
また、全体の内部構造には、古紙を原料とした環境に優しいファイバーを使用している。
細かい部分も高い品質と機能性を目指した逸品
同製品のキャスターには、可動性と静音性を兼ね備えた品質の高いキャスターを使用。荷物が重くなってもスムーズに動かすことができる。
ハンドルには、使うたびに手にしっとりと馴染む本革を採用しており、コーナーガードとともに4色用意している。
ベーシックな黒や存在感のあるレッド、シックなブラウン、明るめのナチュラルと、好みに合わせたカラーで注文できるのが嬉しい。
機内持ち込みも可能なサイズで横にして持てる
同製品は、出張や旅行などで機内に持ち込みも出来るサイズであり、横にして手持ちにして運ぶ事も可能だ。
もちろん、2つのTSAロックキーによって、荷物を預ける時も安心の設計となっている。
廃棄タイヤチューブは、使用されてきた環境により一つ一つ表情が異なる世界に一つの素材。この素材を日本有数の鞄の産地である、兵庫県豊岡市の職人の手により一つ一つ丁寧に制作している。
自分だけのキャリーケースを作りに、「SEAL表参道本店」に出かけてみては。
SEAL×HOKUTAN トロリーケース S
発売日:販売中
サイズ:W340×H460×D200mm
カラー:ブラック・レッド・ブラウン・ナチュラル
価格:187,000円(税込)
販売場所:SEAL表参道本店
(田原昌)