アレクサンデル・セルロート 写真:Getty Images

 アトレティコ・マドリード(スペイン1部)が、ビジャレアル(同1部)に所属するノルウェー代表FWアレクサンデル・セルロート(28)の獲得に興味を持っているようだ。

 本拠地で行われた直近のオサスナ戦で1-4の完敗を喫して今季のラ・リーガで4位フィニッシュが確定したアトレティコだが、オランダ代表FWメンフィス・デパイとスペイン代表FWアルバロ・モラタの去就が不透明となっている。そのため、今夏にストライカーの補強に動く可能性が取り沙汰されている。

 スペイン『マルカ』によれば、アトレティコのスポーツディレクターを務めるアンドレア・ベルタ氏によれば、今夏に「9」番の獲得を試みており、ラ・リーガでのプレー経験があり、クラブにすぐさま適応できる選手をリストアップしている模様だ。

 そのなかで、リストアップしているセルロート母国のローゼンボリでプロキャリアをスタートさせると、欧州各国を渡り歩いて昨夏にライプツィヒからビジャレアルへ加入。空中戦の強さや左足の正確かつ強烈なシュートを武器に今季はここまでラ・リーガ33試合に出場して23ゴールを記録しており、直近のレアル・マドリード戦では衝撃の1試合4ゴールでピチーチ争いでトップに躍り出ている。
 
なお、アトレティコはジローナ(スペイン1部)に所属するウクライナ代表FWアルテム・ドフビク(26)の獲得にも興味を持っているとのこと。同選手はラ・リーガ初挑戦ながら空中戦の強さや決定力の高さを武器にここまでリーグ戦では22ゴールを記録しており、得点ランキングで2位に位置している。