バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)が、バーンリー(イングランド1部)を率いるバンサン・コンパニ監督(38)をリストアップしているようだ。
DFBポカールではまさかの早期敗退に終わると、ブンデスリーガ12連覇を逃し、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でもベスト4敗退に終わるなど12シーズンぶりの無冠となったバイエルン。今年2月にはトゥヘル監督が今季限りで退任することが発表されていた。
しかし、その後任探しは難航しており、シャビ・アロンソ監督(バイエル・レバークーゼン/ドイツ1部)や、ユリアン・ナーゲルスマン監督(ドイツ代表)、ラルフ・ラングニック(オーストリア代表)、オリバー・グラスナー(クリスタル・パレス/イングランド1部)の招へいには失敗。トゥヘル監督の続投を検討したものの、契約期間を巡って合意に至らなかった。
そのなかで、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、バイエルンはコンパニの招へいに関して内部で話し合いが行われているという。ただ、ロベルト・デ・ゼルビ監督が今季限りで退任するブライトン・アンド・ホーブ・アルビオン(イングランド1部)など複数クラブが興味を持っているようだ。
マンチェスター・シティでは主将としてクラブのプレミアリーグ優勝などに導いたコンパニ監督は、2019年に選手兼監督としてアンデルレヒトで指導者キャリアをスタート。2022年6月にバーンリーの監督に就任すると、1年でプレミアリーグ昇格を決めたが、わずか1年でのチャンピオンシップ降格となってしまった。