■ネットユーザーに馬鹿ウケ
多くのハードオフヘビーユーザーは、こちらの白と緑を基調としたプライスカードを見ると、まるで「パブロフの犬」が如く、体が反応してしまうもの。
実際、こちらのツイートにも「何としてでも欲しい」「ジャンクT、かわいすぎる…」など称賛の声が相次いでおり、完成されたデザインと認めざるを得ないだろう。
しかし、いくらデザインに自信があるとはいえ、新品のTシャツに「ジャンク品」とプリントするセンスは、明らかに正気の沙汰ではない。
そこで今回は、ハードオフを運営する「株式会社ハードオフコーポレーション」に詳しい話を聞いてみることに。すると、もはや「哲学の域」にまで達した、衝撃的な舞台裏が明らかになったのだ…。
■それにしてもこの社長、ノリノリである
この他にも、様々なオリジナルグッズを展開しているハードオフ。これらの開発経緯について、担当者は「ほとんどのグッズが社長のインスピレーションにより製作されています。ジャンクTシャツは以前にも展開があり、2019年のモデルが最初になるかと思います」と説明している。
過去のモデルは今回とは異なり「黒い素材」を採用したもので、担当者は「ファンの方がご自作下さったデザインをお借りしました」「製作ロットは少なく、在庫が無くなったら終了、タイミングがあれば再生産、という形態でした」とも振り返っていた。
今回の販売に際しては社長から「ジャンクプライスを模したTシャツなら、プライスカードそのものと同じ『白』が良いのでは」という意見があり、デザインが決定したそう。個人的にも「白」を採用したことで、「ハードオフのプライスカードを巨大化させて着ている」感が、より強まったように感じられる。
ちなみに、前出のツイートを投稿したのは、何を隠そうハードオフコーポレーション代表取締役社長・山本太郎氏なのだ。この社長、完全にノリノリである。