初の国外資金調達は日本のベンチャーキャピタルから
Sliceのローンチは2022年だが、東南アジアのテック情報に特化したメディアBackscoopによると、2023年7月の時点でSliceは現地のオンライン・マーケットプレイスShopee、P2PレンディングサービスKoinWorks、日本でも有名な化粧品メーカーNIVEAなどと契約している。
2024年4月には、インドネシア国外から初となる支援も受けている。日本のベンチャーキャピタルW inc.のブランドW fundが、インドネシア投資の第1号案件としてSliceへの投資を実行したのだ。プレスリリースでは、エクステンションラウンドによってこのラウンドの資金調達総額は84万5000米ドルになったとしている。
企業にとってもクリエイターにとっても使いやすい経理プラットフォームの登場により、「インフルエンサーを活用した広告」がますます活気を帯びるかもしれない。
参照:
Slice
(文・澤田 真一)