ゴールデンウイーク中の2日間にわたるタイラバ釣行に出かけた。新潟県能生漁港の子丸に乗船し、63cmを筆頭にマダイ複数尾をキャッチした模様をレポートしたい。
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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)
上越沖ディープタイラバ釣行
新潟県能生漁港の子丸は、少人数制(定員4名)ドテラ流しスタイルでタイラバを得意とし、周年水深100mオーバーの深場に潜む真鯛を狙っている。新潟県上越沖は真鯛の魚影の濃さと型の良さで知られ、真鯛の聖地ともいわれる海域である。
例年、当地ではゴールデンウイーク前後に真鯛の乗っ込みが始まり、浅めのタナをコマセ釣りで狙う遊漁船で賑わうが、子丸ではこの時期も、乗っ込みで浅場に移動する前のプレ乗っ込み真鯛や居つきの群れをターゲットにディープタイラバで深場を攻める。
使用するタイラバヘッドの重量は潮や風に応じて120~200gを使い分ける。状況によっては200gじゃないと底取りができないこともあるので用意しておきたい。
筆者はゴールデンウイーク前半と後半の2日間同船に乗船しディープタイラバを楽しんだ。幸い乗船した2日間とも好天に恵まれ、上越沖から雪をたたえる妙高連山を眺めながらの気持ちの良い釣行となった。
GW前半戦も上々の釣果
GW1回目の釣行は、4月下旬に乗船。能生漁港に朝4時30分に集合。1名で予約した筆者、他の乗船者3名と乗り合いで総勢4名の満船での出船となった。同船はいつもはスタートフィッシング直後から活発に真鯛がヒットするパターンが多いのだが、この日は最初のポイントではアタリがなく渋めの出足となった。潮も速く釣りづらい状況だ。
開始後1時間ほど船中で真鯛の顔は見られなかった。その後ポイントを移動して潮がゆるいポイントになるとようやく筆者のロッドに真鯛がヒット。じっくり巻き上げて待望の本命真鯛をキャッチした。1kgオーバーの良型だ。その後もポツポツとヒットし真鯛を3枚釣り上げた。
後半は根魚狙いの浅めのポイントに移動しウッカリカサゴとウスメバルをキャッチした。この日、残念ながら真鯛の顔を見られないアングラーもいたが、船中釣果は乗船者4人で本命真鯛7枚の実績となった。