■刑務所行きを免れた飼い主
捜査員らがA宅へ事情を聞きに行くと、Aは違法な帝王切開を実施したことを認め、「お金を節約するためだった」と説明。Bが無免許なのも知っていた様子で、「(帝王切開を)任せるべきではなかった」などと、話したそうだ。
Aの供述を受けて、警察はA、Bを動物虐待容疑で逮捕・起訴した。複数回の審理後、2月28日にAの判決が言い渡され、動物虐待で禁固刑5年の有罪判決に執行猶予が付いた。事実上、刑務所行きを免れた形だ。
一方でBは動物虐待、獣医師法違反などで禁固刑2年の有罪判決だったが、執行猶予は付いていない。