エメルソン・ロイヤル 写真:Getty Images

 バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)が、トッテナム・ホットスパー(イングランド1部)に所属するブラジル代表DFエメルソン・ロイヤル(25)の獲得に興味を持っているようだ。

 2019年1月にアトレチコ・ミネイロからバルセロナへ加入後、共同保有という形でベティスでプレーしたエメルソンは2021年夏にトッテナムへ加入。今季はチーム内に負傷者が相次いだことから本職ではないセンターバックや左サイドバックでプレーしながら、ここまでプレミアリーグ21試合に出場している。

 イギリス『キャッチ・オフサイド』によれば、今季のブンデスリーガでバイエル・レバークーゼン(ドイツ1部)に優勝を許して12連覇できなかったバイエルンが今夏の優先事項にエメルソンをリストアップしているという。同選手にはミラン(イタリア1部)も関心を示しているが、現時点でバイエルンが争奪戦でポールポジションに立っているようだ。

 その一方で、トッテナムはブラジル代表DFに対して適切なオファーが届けば、放出に応じる予定だという。

 なお、バイエルンはトッテナムからイングランド代表FWハリー・ケインを昨夏に獲得。ケインはブンデスリーガ36ゴールを決めて得点王に輝いた。また、今冬に獲得したイングランド代表DFエリック・ダイアーも主力として活躍している。

 加えて、シーズン終盤は右サイドバックのレギュラーとしてプレーしたドイツ代表MFヨシュア・キミッヒとの現行契約は2025年夏までとなっており、今夏退団の可能性が取り沙汰されている。