チリの上院議員がつい先日、「宇宙人に誘拐され、その後、この世のものではない人物に訪問された」という驚くべき体験を語って注目を集めている。
地元メディアの報道によれば、カリム・ビアンキ議員は5月頭、チリのメディアとのインタビューの中で驚くべき体験を明かしたという。 ビアンキ議員が2012年のある晩、プンタ・アレナス市へ車で向かっていたときのこと。 友人と電話で話している最中、ビアンキ議員は夜空に「さまざまな色」で構成された大きな円形の光を見て唖然とした。 その後、彼の車は突然動かなくなったかと思うと「体感で1分もしないうちに」現場から100マイルほど離れた場所に移動していることが解ったという。
その夜、ビアンキ議員は目的地まで無事にたどり着いたが、UFOはまだ彼のことを見逃していないのではないかという懸念を抱いていた。そしてUFOを目撃した数日後、謎めいた見知らぬ男が彼のオフィスを訪れた。その禿頭の男性は自身を「エイリアン」だと語り、ビアンキ議員に”エイリアンの存在に関係する雑誌のコピー “を渡して「いつか自分の話を世間に明かすつもりだ」と上院議員に語って立ち去ったという。
渡された資料は「何ら特別なものではなかった」とのことだが、ビアンキ議員は先日の体験を誰にも話していなかったので「誰かに知られてしまうのではないか」と心配になったそう。
この2つの非常に奇妙な出来事の後、約1カ月に渡りUFOやエイリアンに関するシンクロニシティを体験した。ビアンキ議員は、恐らく自分は1回目のUFO目撃時にアブダクションを受けたおそれがあり、その際に彼にある種の静的なエネルギーが吹き込まれ、以降彼が遭遇した人々に疲れを感じさせるようになったようだとも語っている。
ビアンキ議員の証言はチリ国内で大変物議を醸しており、大きな波紋を呼んでいる。彼の体験談に驚嘆する者がいる一方で、彼の話に疑問を投げかけるだけでなく嘲笑する者も出てくる始末だ。
ビアンキ議員本人も「本当はこのことについてあまり話したくなかった」と語り、彼の経験に疑いを投げかける人々に「うんざり」していると告白している。 「頭がおかしいとか、何かを吸ったとか、適性がないとか言われ続けてきた」とビアンキ議員は述べる。
チリ国内で議論を呼ぶ上院議員のUFO体験談は真実なのか。今後の動きが気になるところだ。
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文=飯山俊樹(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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提供元・TOCANA
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