教育格差をオンラインテクノロジーで解決

スマホの急速普及は、インドネシア市民の生活を大きく変えた。

今や教育分野でもスマホを積極的に活用しようという動きが当然のものとなり、そのサービスを担うのはZ世代の若者である。インドネシアは日本よりも国民の平均年齢がはるかに若い国であるということも、ここで言及しておきたい(日本は2025年に平均年齢50歳に達するとされる一方、インドネシアは29歳)。

これらは見方を変えれば、今まで近代化に取り残されてきた反動とも言える。教育分野の話題に絞れば、農村部では都市部よりも学習塾が充実しておらず、結果として都市部との「教育格差」が生じてしまう。こうした問題をオンラインテクノロジーで解決しよう、という段階にインドネシアは到達しているのだ。

参照:Cakap

(文・澤田 真一)