■我々の世界観を変える“パラダイムチェンジ”

 ポポビッチ氏が衝撃の会見を開いた1991年の時点では、大手メディアはUFOやエイリアンを正面から真面目に取り上げることはなく、このポポビッチ氏の会見も、“面白半分”なニュアンスで報じられていたという。そして記事によればこうした手法は、人々にUFOやエイリアンについて深く考えさせないための常套手段であり、“ネガティブキャンペーン”であることが指摘されている。

 しかし時代は変わってきている。2017年末にペンタゴンから“本物のUFO動画”がリークされてからというものの、「ニューヨーク・タイムズ」紙や「ワシントン・ポスト」紙などでもUFO現象が真面目に扱われる事態を招いているのだ。

 こうした流れもあり、過去の“本物のUFO事件”の数々が再評価されていて、今やUFOは面白半分に語る眉唾ものの話ではなくなっている。

「火星にUFOが突き刺さっている」元空軍大佐が証言!長い葉巻型の物体が……
(画像=フォボス2号(Phobos II) 画像は「Wikipedia」より,『TOCANA』より 引用)

 それでも「CE」記事では、大手メディアの報道には気をつけるべきであると忠告している。大手メディアのそうした記事は、問題の核心から目をそらすために作られている可能性もあるということだ。

 メインストリームのメディアが提供する情報には、常に彼ら自身の利己的な目的が潜んでおり、大衆をコントロールする手口となっている。UFOやエイリアンについてのテーマを深く掘り下げようと考える人は、常にこのことを念頭に置かなければならないという。

 したがって、UFOやエイリアンについての話題の人気が一般的に高まってきた時はむしろ注意が必要である。そこには何かしらの見解に誘導する意図があるかもしれず、そもそもメインストリームのメディアで報じられていることは、真実とはほど遠いと手厳しく記事は結ばれている。

 とはいえ人々の世界観を変える“パラダイムチェンジ”がひとたび起こってしまえば、こうしたメディアの問題もその衝撃でいったんは雲散霧消してしまうだろう。来るべく“その日”に期待せざるを得ない。

参考:「Collective Evolution」、「Disclose.tv」ほか

文=仲田しんじ

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提供元・TOCANA

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