ナチョ・フェルナンデス 写真:Getty Images

 インテル(イタリア1部)が、レアル・マドリード(スペイン1部)に所属するスペイン代表ナチョ・フェルナンデス(34)の獲得に興味を持っているようだ。

 マドリード下部組織出身で2011年にトップチーム昇格以降、DFラインの全ポジションでプレー可能なユーティリティ性を武器にワン・クラブ・マンを貫いているナチョ。キャプテンに就任した今季もここまで公式戦42試合に出場し、1アシストを記録している。

 今季のラ・リーガを制してクロアチア代表MFルカ・モドリッチや元ブラジル代表DFマルセロらに並んでクラブの最多タイトルタイの獲得選手となったナチョだが、契約満了を迎える今夏にマドリードを退団するとみられている。そのなかで、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、過去に何度か獲得を試みたナチョの獲得を検討しているという。

 今季のセリエAを制したインテルだが、ここまで公式戦33試合に出場しているオランダ代表DFステファン・デ・フライには日本代表FW上田綺世が在籍するフェイエノールト(オランダ1部)が関心を示している模様。その後釜としてスペイン代表DFへの関心を強める可能性があるようだ。

 なお、ナチョは元チームメイトであるシャビ・アロンソ監督が率いるバイヤー・レバークーゼン(ドイツ1部)がオファーを提示したものの、拒否したという。同選手はメジャー・リーグ・サッカー(MLS)からのオファーも届いているようだ。