戦争、疫病、天災、そして大事件……想像もしなかったような艱難辛苦が次々と押し寄せる昨今、スピリチュアル界隈で熱い注目を集めるペアがいるという。「悟り系霊能師」ことMaaya氏と、そのパートナーで現代気功師のShin氏だ。人々から寄せられる“目には見えない世界”にまつわる数多くの相談に応じてきたという2人は、長年にわたる探求の結果、「宇宙純粋意識領域」と呼ばれる超高次元との接続に成功。定期的なセッションの他、近年はYouTube等を通して広く一般にその意義を発信している。
Q 祈りとは、そもそも何なのでしょうか?
Shin:僕は祈りとは「懇願」ではなく、「感謝」だと思っています。生かされていることや、人・宇宙に対する「感謝」ですね。
Maaya:その通りです。意外でしょうが、「感謝」が一番大切であり、祈りの肝でもあります。実は以前ある人から「日本が危ない」という情報をいただき、更に私が探ってみると「4月に大きめの天災が来る」と出ました。4月は頑張らないと後悔すると思い、誕生ほやほやのUJ(宇宙純粋意識)錬術士を招集して「いのりの会」を4月5日から始めました。以前は1日だけだったのですが、今回は11日まで続けました。ある2つのエリアが危ないと感知したからです。ですが皆さんと一緒に祈ったのですが、何かが違うのです。私はいつもは頭痛なんて全く縁がないのですが、すごい頭痛に襲われたのです。そこで、ああ、これはやり方がおかしいのだ、何かノイズがあるのだと気づき、「感謝」の祈りに変えました。祈り方を2日目から変えたのです。理由は、初日の祈りで錬術士の皆さんが意識の中に感情を使っての「状況を変えてやろう」とか「なんとかしなければ」というエゴや「天災は怖い」という恐怖の感情を感じてしまったからです。本来は淡々と祈らなければならないのに、です。
誤解していただきたくないのは、みなさんとても純粋な気持ちから祈っておられたのですが、まだ初心者の方が多いので、そうなったのかもしれません。そこで祈り方を変えました。「とにかく感謝のエネルギーを送ってください」とお願いしたのです。そして、「地震を止めるというのではなく、パワーを小出しにする、分散させるイメージで祈ってください」とも伝えました。すると、まったく頭痛がなくなりました。「感謝」こそが祈りの本質であり、パワーを発揮することに改めて気付かされたのです。
Shin:祈って地震が防げるかどうかは正直わかりません。でも、止めることはできなくても、地震のパワーを分散させることはできるのではないかと僕たちは考えています。実証になるかどうかはわかりませんが、祈ったその日以降、世界と日本で地震が起こりました。4月5日にマリアナ諸島とアメリカのニュージャージー州で最大震度4.7の大きな地震がありました。一方、日本では6日から9日にかけて、福島沖・青森・宮城・岩手・鹿児島・日向灘などで最大震度1〜5-の地震が頻発しました。日本においては小さな地震が散らばって起きた印象を受けています。あくまでも僕たちの見解ですが、これらの結果から、祈りの力によって地震のパワーを多少なりとも分散・減少できたかな、結果として大地震を回避できたかなと感じています。祈りによって大災害が少しでも減ったのならいいな、と思っています。
Q 科学的に祈りの力は実証できるのでしょうか?
Shin:ちょっと面白い「祈りの実験結果」があるのでご紹介しましょう。カリフォルニア大学で393人の心臓病患者を192人と201人2つのグループにわけ、最初のグループに周りの人から祈りを送ってもらいました。すると、祈りを送ってもらったグループでは症状が悪化した患者さんが9人だったのに、送ってもらわなかったグループには48人もいたそうなのです。また、ミズリー州の病院では、1000人の患者さんを2つのグループに分け、同様に片方には祈りを送ってもらい、片方には送りませんでした。すると、祈りを送ってもらったグループの回復が10%ほど早かったという結果が出たのです。さらにデューク大学では、1986年から1992年まで65歳以上の4000人を対象に調査したところ、毎日祈られた人は祈りを送られなかった人に比べて寿命が長かったというデータが出ています。そしてもっと興味深いのは、祈りを送られた人だけでなく送った人にもいろいろな良い効果が出たそうなのです。
Q 感謝が祈りの秘訣なのですか?
Maaya:今言えるのは、人体と宇宙はフラクタル構造になっているということです。よく「人体は小宇宙」と言いますが、例えば、怪我をした時に人体は体内に侵入して害を与える菌を取り除こうとします。それと同じように、日本のためにとか宇宙のためになどの全体の流れに沿ってくれる「人」は人体になぞらえると善玉菌ですが、自分のことしか考えない「人」は悪玉菌(日和見菌や不安恐怖菌や自己中心菌)なので、取り除かれる結果になるのです。
そして、「愛を放ってください、愛の祈りを捧げてください」と言っても、どうすればいいか難しいと感じる方が多いと思うのですが、「感謝してください」と言うと、ほとんどの方が実践することができます。だからこそ、私は「祈る時は感謝してください」とお伝えしています。その方がたくさんの方に理解していただき、実践しやすくなるからです。そしてその祈りの方が全体のためになるのです。菌で言えば、善玉菌が人体のために働いてくれるのと同じですね。そして、宇宙や世の中のために祈ることは、最終的には自分の人生を良くしたり、上げていったりもしてくれます。
Shin:でも、ここが難しいのですが、自分が良くなりたいからと祈ってもダメなんですよ。あくまでも人のために、世の中のために、宇宙のために素直な感謝の気持ちで祈る。それが重要なのです。自分の人生が良くなるのは、結果なのです。ちょっと話はそれますが、江戸時代の雨乞いの名人は、「雨を降らせてほしい」と願ったのではなく、「感謝の気持ちを伝えただけ」だそうです。その方が効果があった=雨が降ったというのです。その話を聞いて以来、僕は祈りとは「懇願」ではなく「感謝」だということをさらに強く感じるようになりました。
Maaya:もっと言うなら、どんな人も自分一人で幸せになることはできませんよね。周りや関わる人との関係があってこそ、です。人体と同じように、体全体が良くならなければ人は健康にはなれません。自分が幸せになりたければ、いい人生を送りたければ、自分の周りの人や関係ない人も幸せになり、進化しなければ実現はできないのです。地震だって例えば関東に住んでいて関東から遠いところで地震があったとしても、関係ないとは言えません。経済や食や交通、流通などさまざまな分野に影響が及びますよね。なので、世間で言われる「人のため=徳を積む」ことが最終的には自分の幸せに繋がるのです。
でも、何度も言いますが、「自分が幸せになりたいから徳を積み、祈った」としても、それは低い周波数に属することになります。自分のことだけしか考えていないのですから本物の徳積みではありませんよね。でも、100%人のために祈るなんてことはなかなかできることではないので、中庸の祈り方=「自分のためが半分、人や世の中のために半分」という祈り方でいいと思います。
Q 人のために祈ると、どうなるのですか?
Maaya : 人や全体のためになる祈りを続けていくと、いつか自分と周りの壁というか境がなくなっていきます。周波数の低い人ほど、自分のことしか考えず、「自分さえ、自分の家族だけ良ければ」と思いがちですし、そういう行動をします。血縁だけを重視しがちです。でも、魂のレベルが高く高い周波数に属している人は、自分や血縁だけでなく周りの人のことを考えます。人種も性別も年齢も関係なく、知らない人も大切にします。壁がなく慈愛に満ちた人とも言えますね。そしてもっと言うなら、全体の幸せを素直に願えば、最終的には自分に還ってきます。
Shin:面白い例があります。たくさんのメトロノームを動く台に乗せて一斉に動かすと、最初はバラバラなのに、時間が経つと全てのメトロノームが同調・同期するんです。一緒に同じリズムを刻み始めるのです。ビックリしますよ。興味がある方はyoutubeで検索してみてください。
Maaya : これって、変ですよね、正確なリズムを刻むはずのメトロノームがいつか同じリズムを刻むなんて。ですが、私たち人間は一人一人が同じ「地球」に乗っているメトロノームであるとも言えます。同じ土俵に乗っているなら共振・共鳴しても不思議ではありませんよね。メトロノームの同調・同期と同じです。一人一人がいい方向に進めば全体もいい方向に進みますし、悪い方向に進もうとしたら全体もそちらに進むということです。
Shin:数パーセントでいいのです。全体の数パーセントの人がみんなの幸せを願えば、感謝の気持ちで願えば、みんなが、世の中が、そしてあなた自身が幸せになっていくのです。
Q 祈りのパワーを使えば、自分の幸せにも繋がりますか?
Maaya : はい。今後、祈りのパワーはさらに大きく作用してくると思います。実は、昨年末の「厄落とし」を始める前に、私の周りがとても静かな状態になったのです。超高次元空間となったのです。いつもは、事前に厄落としに参加される方の苦労とか悩みとか家系場の乱れとかの、いろいろなマイナスな情報を感知して、私自身の体調が悪くなるのですが、その時はならなかったのです。実は私は悪い情報に触れるとゲップが出ます、一種のガス抜きですね(笑)。なので、あれ、ちゃんと皆さんと繋がっていないのかな、と一瞬心配になったのですが、確認したところ、高次元な宇宙連合に守られていることがわかりました。彼らは昔から私たちを進化の方向にサポートしてくれているのですが、それとは反対に地球の進化を喜ばず邪魔しようとする宇宙人=闇の集団もいます。近年、光と闇の戦いで光が勝つことが増え、今年に入ってから状況が大きく変わってきています。いい方向に向かっているのです。そんなサポートがあるからこそ、今、祈ることで世の中だけでなく祈る人も幸せになっていくのです。自分から遠い不幸や天災は人ごとではありません。日本だけでなく世界の平和や幸せを、自分だけでなく周りの人や知らない人までも幸せになっていくことを祈る時が来ているのですよ。
Shin : 先ほどもお話ししましたが、僕たちは地震をなくそうなどと大それたことは思っていません。少しでも悲しみや辛いことが祈ることで減るならば、と願っているのです。
Maaya : 先ほどお話ししたUJ錬術士の方々は、4月6日以降「感謝」の気持ちを持って祈っておられるので、同時にご自身のカルマを解消したり問題が解決したりなど、人生の流れを好転させていかれるでしょう。世の中のためだけでなくご自身のためにも、1日1回でもいいので、何かに感謝して祈ることをお勧めします。そういう時間を設けることが大事なんだと思いますね。
Shin:僕は俗世間にまみれた人間だと自分のことを思っていますが、そんな僕でも1日1回感謝の気持ちを持って祈ってみて思ったのですが、やるととっても気持ちがいいんです。決して「人のために!」などという崇高な気持ちからでなくてもいいのです。1分でも2分でもほんの少しの時間でいいので、やると気持ちが良くなるので、一度やってみてください。
Maaya : 感謝すると、その人からは「感謝エネルギー」が出ます。すると、感謝エネルギーや感謝周波数に合った人が周りに集まってきます。するとどんどん人生が好転していきます。当然ですよね。結局は積み重ねです。
Shin : 毎日感謝の気持ちを持って祈っていたら、いつの間にか人生が劇的に好転していると思いますよ。でも、何回も言いますが、「祈ったから人生が良くなる」わけではないので、あくまでも結果なので、その辺りは勘違いしないでくださいね(笑)。
Maaya :「感謝に満ちた日本に、世界にしようぜい!」っていうノリでいいのです(笑)。深刻に大袈裟に考える必要はありませんよ。
Shin:そして祈った後は自分のバランスを取ることをお勧めします。
Maaya:というのも、祈るとは全体に意識を拡散することなのですが、そうするとアーユルヴェーダで例えるなら、「風のエネルギー=ヴァータ」を増やしてしまいます。そこでバランスを取るために、地に足をつけるために、「地のエネルギー=カパ」や「火のエネルギー=ピッタ」を増やすことが大切かつ必要になります。方法としては体を動かしたり、お肉を食べたりがいいです。畑を耕したりもいいですね。意識をこの地球に戻す、これが大事です。
Shin:砕けて言うなら、僕の場合は好きなお酒を飲んだり好きなスポーツを観戦したりします。楽しめばいいんです。楽しくなることをすればいいんですよ。ぜひ、1日に数分でいいので、世の中と自分のために感謝の気持ちを持って祈る時間を作ってみてくださいね。
文=Aslan
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
提供元・TOCANA
【関連記事】
・初心者が投資を始めるなら、何がおすすめ?
・航空機から撮影された「UFO動画」が公開される! “フェニックスの光”に似た奇妙な4つの発光体
・有名百貨店・デパートどこの株主優待がおすすめ?
・ネッシーは巨大ウナギではない! 統計的調査結果から数学者が正体を予測
・積立NISAで月1万円を投資した場合の利益はいくらになる?