バルセロナ(スペイン1部)が、シャビ・エルナンデス監督を解任するようだ。
ラ・リーガではレアル・マドリード(スペイン1部)に優勝を許し、コパ・デル・レイではアスレティック・ビルバオ(スペイン1部)、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ではパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)に敗れて無冠に終わったバルセロナは、1月下旬にシャビ・エルナンデス監督が今季限りでの退任を明言していたが、4月下旬になってそれを撤回したいた。
スペイン『レレボ』によれば、19日に行われるラ・リーガ37節のラージョ・バジェカーノ(スペイン1部)戦までに正式決定する可能性は低いものの、バルセロナは今季限りで袂を分つつもりだという。その理由として16日に行われたアルメリア(スペイン1部)戦を前にした記者会見で財政難であることからビッグクラブと競争をするのが難しいと明言したことにジョアン・ラポルタ会長が失望しているという。
今月4日にジローナとの直接対決で逆転負けを喫したなかでのこの発言に怒りが最大限に達しているラポルタ会長はアルメリア戦も視察に来なかったようだ。クラブ関係者は予想外の展開が起こる可能性も排除していないが、同会長が下した決断は固いとのことだ。
なお、ラポルタ会長はホーム最終節となるラージョ戦は視察に訪れるとのこと。そして、バルセロナはラージョに勝利して2位を確定させた場合、来週にもシャビ監督の解任が発表されるようだ。