アトレチコ・パラナエンセ(ブラジル1部)に所属するブラジル代表GKベント(24)が、インテル(イタリア1部)からの関心を認めた。
アトレチコ・パラナエンセ下部組織出身のベントは2020年にトップチーム昇格を果たすと、2022年になって正守護神に定着。今季もここまで公式戦24試合に出場して13度のクリーンシートを達成しており、3月のイングランド代表戦でブラジル代表デビューも果たしている。
そのなかで、ベントにはスイス代表GKヤン・ゾマーの後継者としてインテルが関心を示している模様。ブラジル版『ESPN』で同選手はインテルからの関心について認めた一方で、正式なアプローチが届いていないことを明言した。
「僕が知っているのは憶測だけ。インテルは尋ねてきただけで、正式なアプローチはしていない。彼らが僕をリストアップしていて嬉しいね。アトレチコでの僕の努力とパフォーマンスの結果なんだ。移籍が実現するか見てみようよ。もし、移籍が実現することになったしても、みんなのためになるようにクラブや代理人たちと話し合わないといけないね」
なお、移籍市場に精通するマッテオ・モレット氏によれば、ブラジル代表GKにはインテルだけでなく、複数のプレミアクラブも関心を持っている模様。アトレチコ・パラナエンセは同選手に移籍金2000万ユーロ〜2500万ユーロ(約33億8000万円〜約42億2000万円)を要求するとみられている。