アルテム・ドフビク 写真:Getty Images

 ジローナ(スペイン1部)に所属するウクライナ代表FWアルテム・ドフビク(26)に複数クラブが獲得に興味を持っているようだ。

 母国のチェルカースィでプロキャリアをスタートさせたドフビクじゃ、デンマークやウクライナの複数クラブでのプレーを経て、昨夏にジローナ入り。ポストプレーの巧みさや空中戦の強さ、決定力の高さを武器に今季はラ・リーガ34試合で20ゴール7アシストとピチーチ争いでトップに立っている。

 スペイン『レレボ』によれば、ミラン(イタリア1部)やナポリ(同1部)、ユベントス(同1部)が関心を示している模様。プレミアリーグの複数クラブからも注目も浴びているウクライナ代表FWには4000万ユーロ(約67億6000万円)の契約解除金が存在しており、この金額を支払えば、クラブ史上初の欧州コンペディション出場権を獲得したジローナは放出を受け入れるという。

 ただ、フランス代表FWオリビエ・ジルーの退団が決定しているミランはボローニャに所属するオランダ代表FWジョシュア・ザークツィーがメインターゲットだという。ユベントスはドフビクを含めた複数選手をリストアップしていることから、現時点では関心を示しているだけのようだ。

 また、ナポリはナイジェリア代表FWビクター・オシムヘンに移籍の可能性が浮上していることから、その状況に対応したいと考えているとのこと。そのため、まだ上述した3クラブは現時点で関心止まりで、具体的なオファーを提示していないようだ。