横浜F・マリノス 写真:Getty Images

 横浜F・マリノスは日本時間今月25日深夜開催のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝2ndレグで、UAE1部アル・アインと対戦する。サウジアラビアメディア『アル・リヤディア』が今月10日、2ndレグの主審担当者決定を報じているが、ネット上では賛否両論含めて様々な声が挙がっている。

 同メディアによると、ウズベキスタン人のイルギス・タンタシェフ氏がACL決勝2ndレグの主審を務めるとのこと。元選手のタンタシェフ氏は、2013年から国際審判員として活動。昨年10月24日開催のACLグループステージ第3節浦和レッズ対浦項スティーラーズ(韓国1部)の主審を担当したほか、今年2月21日開催のACLラウンド16横浜FM対バンコク・ユナイテッド(タイ1部)の2ndレグでも笛を吹いている。

 ACL決勝2ndレグの主審に関する中東メディアの報道内容は、日本国内で話題に。ウズベキスタンが中央アジアであるにも関わらず、一部からは「1stレグにつづいて、なぜ2ndレグも西側からなの?」「AFCは不公平」「東アジアの人じゃないけど…」という声が挙がる一方、一部からは「中東の審判じゃないのはありがたい!」「ウズベキスタン人ならば、まだ公平なジャッジをしてくれそう」と前向きに受け止められている。

 また、浦和対浦項におけるタンタシェフ氏のレフェリングにも脚光が。浦項のホームで開催された一戦では、浦和が0-2と敗北。ファウル数の比較では浦和が「5」であるのに対して、浦項は「12」。イエローカード枚数は浦和がゼロ、浦項が「2」、退場者なしと大荒れとはならなかった。

 それだけに、浦和サポーターからはタンタシェフ氏のゲームコントロール能力を評価する声も。「浦和サポーターから素晴らしい審判と評価されていた人だ」といったコメントも見受けられる。