DF:林幸多郎(町田ゼルビア)

再び首位を取り戻すためにも負けられない町田ゼルビアは、第14節でセレッソ大阪と対戦。後半アディショナルタイムに勝ち越しゴールを挙げ、劇的勝利で勝ち点3を手にした。この試合、DF林幸多郎の攻撃面での活躍が光った。こぼれ球をダイレクトで合わせる強烈なボレーシュートを披露すると、勝ち越しの場面ではピンポイントのクロスを供給してゴールをお膳立て。積極的なプレーでチームの勝利に貢献した。

  • 最終スコア:2-1
  • 前節からの順位変動:町田(2位→2位)C大阪(7位→8位)

河原創 写真:Getty Images

MF:河原創(サガン鳥栖)

第13節に4試合ぶりとなる勝利を挙げたサガン鳥栖。連勝で勢いに乗りたい第14節、川崎フロンターレを相手に5-2と前節に続き多くのゴールを奪い見事2連勝を果たした。そんなゲームで、MF河原創は攻守にわたって躍動していた。相手DFラインの背後へ落とすような浮き球パスで3点目をアシストすると、積極的なプレスで5点目のきっかけも作った。守備でも最後まで粘り強い対応を見せるなど、らしさを出して勝利に貢献した。

  • 最終スコア:5-2
  • 前節からの順位変動:鳥栖(18位→17位)川崎(12位→13位)
安居海渡 写真:Getty Images

MF:安居海渡(浦和レッズ)

3連勝を狙う浦和レッズは、第14節で京都サンガと対戦。3-0と第7節以来となる無失点勝利で連勝を伸ばした。3試合ぶりに先発出場を果たしたMF安居海渡は、この試合で大いに存在感を放っていた。抑えの効いた高速のミドルシュートで先制点をマークすると、後半には前線でのボール奪取で3点目にも絡むなどチームの勝利に大きく貢献した。


アルビレックス新潟 サポーター 写真:Getty Images

MF:奥村仁(アルビレックス新潟)

直近4試合は勝利から遠ざかっているアルビレックス新潟は、第14節で横浜F・マリノスと対戦。前半に先制を許すも後半開始早々から立て続けのゴールで逆転に成功し3-1と5試合ぶりの白星を挙げた。このゲームで今季初先発を果たしたMF奥村仁は、勝利を大きく引き寄せる働きを見せた。試合も最終盤に差し掛かる時間帯、エリア内深くでボールを受けると冷静な切り返しからGKの肩口を射抜くシュートで3点目をもたらした。

  • 最終スコア:3-1
  • 前節からの順位変動:新潟(16位→15位)横浜FM(13位→14位)

浅野雄也 写真:Getty Images