ジェフユナイテッド千葉 写真:Getty Images

 明治安田J2リーグのジェフユナイテッド千葉(現9位)は、5月18日にホームのフクダ電子アリーナで開催されるJ2第16節愛媛FC(現10位)との試合を前に、メディアに向けた囲み取材を行った。

 第15節のヴァンフォーレ甲府戦ではFW小森飛絢のゴールなどで一時は逆転に成功するも、試合終了間際の失点により、勝てば2試合連続となった白星を逃してしまった(2-2)。千葉のMF小林祐介は前節の反省とともに、愛媛戦の戦い方について語った。

 「甲府戦はもったいない試合でした。前半はビルドアップからの前進がうまくできなかったですし、それ以前に切り替えの部分でハードワークが足りなかった。終盤に関しては、相手の陣地でリスクの少ないボール回しをすることで、もっと時間をうまく使うこともできたと思っています」と終盤のプレーにおける考えを示した。

 そのうえで、怪我人も続出しているチーム状況については「アクシデントは仕方のないことです。それぞれ特徴の異なる選手たちとコミュニケーションをとりながら、僕がバランスを意識してプレーすることができればと思います」とコメント。

 「愛媛はGKからビルドアップしてきますし、ハードワークができるチーム。それに対して前からプレッシャーをかけていきたいです。自分たちがやりたいのは、前半から相手を圧倒して勝つこと。もちろんそんな簡単な試合はありませんが、チームとしては前半から積極的にいきたいですし、サポーターのみんなをワクワクさせるようなサッカーをして勝ちたいと思います」と次節に向けて意気込みを新たにした。

 負ければ順位が入れ替わってしまう愛媛FCとの戦い。何としてでも勝ちたい千葉は、ホームでの声援を後押しに勝ち点3を目指す。