横浜F・マリノスは今月11日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝1stレグで、UAE1部アル・アインに2-1と勝利。同大会優勝へ王手をかける中、AFCの規定変更に関する報道が話題に。Jリーグクラブ、日本サッカーにとって不利であり、中東有利という見方もある。
今月15日にタイ・バンコクで開催されたAFC総会では、AFC執行委員や5人の副会長などを選出。執行委員のひとりに、韓国サッカー協会会長のチョン・モンギュ氏が選任されると、韓国メディア『mkスポーツ』は「国際サッカーの舞台で、韓国サッカーの影響力を高めることができる」と伝えている。
くわえてFIFAランキングやAFCクラブランキングなどを中心に、サッカーの情報を扱う『フッティー・ランキング』は今月16日、Xで「AFCに加盟している47協会のうち43協会が、AFC会長および執行委員会の任期制限を撤廃することに同意」とリポート。これによると、これまでは会長や執行委員会の任期は最長で3期(12年)だったとのこと。2013年からバーレーン人のサルマーン・アール=ハリーファ氏が会長を務めており、任期満了間近となっていた。
AFC会長、執行委員会の任期制限撤廃を受けて、Xでは「これはヤバいのでは?」「日本が不利になりそう」「日本は新しい連盟を作るべきなのでは?」などと、日本サッカーの未来を心配する声が。「AFCは中東勢が有利になるような制度変更をしてきたな」「独裁主義の始まりかな」というコメントが見受けられるなど、中東勢有利という見方が広まっている。