ナポリ(イタリア1部)が、アラベス(スペイン1部)に所属するU-21スペイン代表FWサム・オモロディオン(20)の獲得に興味を持っているようだ。
昨季のセリエAで得点王に輝き、今季もここまでリーグ戦24試合で15ゴールを記録しているナイジェリア代表FWビクター・オシムヘンに退団の可能性が浮上しているナポリ。大金を残してチームを去るとの見方が強まっている同選手にはチェルシー(イングランド1部)やパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)からの注目を浴びている。
移籍市場に精通すイタリア人ジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオによれば、ナポリはオシムヘンの後釜としてオモロディオンに注目している模様。ただ、同選手にはローマ(イタリア1部)やプレミアリーグの複数クラブも目を光らせているとのことだ。
ただ、スペイン人ストライカーの移籍金は最低でも4000万ユーロ(約67億3000万円)に見積もられているとのこと。また、同選手は保有権を所持するアトレティコ・マドリード(スペイン1部)でプレーするつもりだと述べているようで、ナポリからのオファーを受け入れるかは不透明だという。
グラナダでプロキャリアをスタートさせたオモロディオンは昨夏にアトレティコへ加わると、その5日後にアラベスへのレンタル移籍が決定。高い身体能力とダイナミックなプレーを武器に今季はここまでラ・リーガ33試合に出場して9ゴールを記録している。