茨城の老舗茶園「吉田茶園」の程近くに、五感で楽しむお茶サウナ「NAYA」が誕生する。築80年以上の納屋をリノベーションする同サウナでは、水深2mほどの味噌樽を使用した水風呂や、お茶を使ったサ飯&ドリンクなどが楽しめる。
クラファンサービス「CAMPFIRE」では現在、多彩なリターンを設定したプロジェクトを実施中だ。
お茶とサウナを掛け合わせた新しい価値
茨城県古河市にある吉田茶園は、創業1839年のお茶農家。土づくりからこだわっているという高品質なお茶は、国内外の多くのコンテストで受賞歴があり、その中でも和紅茶は2018年から6年連続で最高賞を獲得している。
その一方、茶葉の消費量は平成元年から令和4年までの35年間に20.1%も減少し、生産量も同期間で14.6%減少と市場は縮小の一途を辿っているという。
そんな状況に一石を投じるべく始動したのが、今回のプロジェクト。「体にやさしい効能が含まれている」「日本特有の味覚や旨味から落ち着きを感じられる」といった日本茶の魅力を未来へと継承するため、お茶とサウナを掛け合わせた新しい価値を提案していく。
‟お茶ロウリュ”や巨大な味噌樽の水風呂を用意
同サウナのコンセプトは「五感で感じるお茶サウナ」。サウナとともに、老舗茶園が織りなすお茶の豊かな香りや味わい、文化などを丸ごと味わうことができる。
納屋を改装したサウナには、個人(相席)利用と貸切利用の2つを用意。サウナ室には薪ストーブが配置され、‟お茶ロウリュ”の弾ける音や豊かな香りも楽しめる。
水深2mほどの味噌樽を使用する水風呂は、安心して利用できるステップの設置や底上げが行われる予定。そこに水温15~16度ほどの地下水を汲み入れ、豪快かつ肌にやさしい繊細な水風呂体験を実現する。
茶寮「HANARE」でお茶を使ったサ飯も楽しめる
同サウナには茶寮「HANARE」も併設され、お茶を使ったサウナメニューが展開される予定。サウナ中にも楽しめるオリジナルドリンクや、茶寮ならではのサ飯にも期待がふくらむ。
お茶を飲んだときの心の安らぎは、他の飲み物とはまた別格。ユニークな‟お茶サウナ”なら、これまでとはひと味違うととのいが楽しめるはずだ。
NAYA
所在地:茨城県古河市大堤1181(吉田茶園)
アクセス:東北自動車道「加須IC」より約25分、同「久喜IC」より約30分
(zlatan)