フロントエンドの両サイトにスリムな3連LEDデイタイムランニングライトを配置
アルファロメオのフラッグシップ・クロスオーバーSUV「ステルヴィオ」後継モデルに関する情報を入手、その最終デザインを予想プレビューしよう。
初代である現行型ステルヴィオは、2016年のロサンゼルスモーターショーで初公開された。同ブランドにとって初のプレミアムSUVであり、ニュルで「世界最速の量産4ドアセダン」にも輝いた、「ジュリア」のアーキテクチャDNAを受け継いでいる。
アルファの製品責任者ダニエル・グザファメ氏は昨年、現行型ステルヴィオの電動化に投資はせず、後継モデルをフルエレクトリック化することを示唆。アルファロメオはすでに2027年から電気自動車のみを販売することを認めているため、後継モデルが電気自動車のみのパワートレインとなることは想像に難くない。後継モデルでは、現行型のスタイリングを維持、親会社ステランティスのSTLAラージ・プラットフォームを採用するとみられる。
お馴染みグラフィック・アーティストのTheottle氏から協力を得た予想CGだが、フロントエンドの両サイトにスリムな3連LEDデイタイムランニングライトを配置、その下にメインライトユニットを装備している。逆三角形のブランドグリルはコンパクトになり、キメの細かいメッシュパターンを装備、下部グリルは左右が繋がり大型化されている。
リアエンドは、逆L字のLEDテールライトを採用するなど、マセラティ「グレカーレ」の形状とフットプリントに、アルファロメオ新型SUV「ジュニア」のデザインを融合させたイメージだ。
市販型では、上位モデルに1000kWhクラスの大型バッテリーを採用、700km以上の航続距離を目指し開発が進んでおり、最大800ps程度のパワーも噂されている。
ブランドのフラッグシップSUVであるステルヴィオ後継モデルの登場は、2026年に計画されている。
文・CARSMEET web編集部/提供元・CARSMEET WEB
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