夏の必需品といえばエアコン。しかし準備せずにエアコンを稼働させると、正常に作動しなかったり水漏れがしたりとトラブルに対処できない。そこで、エアコンを快適に使うための準備について、掃除や試運転の方法、おすすめアイテムを解説する。
夏のエアコン稼働に向けた準備とは
暑い夏を乗り切るには、エアコンが必須だろう。室内でも熱中症になる可能性があり、エアコンによる室温調整は非常に重要だ。ここでは、夏前にやっておくべきエアコンの準備について解説する。
まずはエアコンを掃除する
エアコンは本格的に稼働させる前に掃除しておこう。フィルターにホコリやカビが付着していると、エアコンの効き目が落ちてしまう。室温を下げるために、強力な稼働が強いられるため、電気代も上がってしまうかもしれない。
機器によっては、フィルターを自動で掃除してくれるエアコンもあるため、機種の取扱説明書に沿って手入れしてほしい。
試運転する
エアコンのフィルターを掃除したら、試運転をしよう。試運転方法は、(1)運転モードを「冷房」に設定する、(2)温度を16~18℃に設定する、(3)スイッチオン、(4)10分前後、稼働させる、などだ。
試運転中は、しっかりと冷風が出ていることや異音・異臭がしないか、異常のランプが点灯していないかなど、チェックしてほしい。
エアコン準備のおすすめアイテム
エアコンの準備として、まずやることは「掃除」だ。ここでは、エアコン掃除におすすめのアイテム三つを紹介する。
ブラシ類
ブラシ類はエアコン掃除に必須のアイテムだ。使い古した歯ブラシを使うのもいいが、掃除機のノズルにセットするだけで使えるブラシや隙間掃除に最適化されたブラシ類も販売されている。高いところへ設置されたエアコンを掃除するのは、少し重労働だろう。便利アイテムをどんどん使って、少しでも手軽に掃除ができるのが理想的だ。
タオル・布巾
エアコンを掃除する前に、タオル・布巾も用意しておこう。エアコン内部に水分が残っていると、カビの原因になる。そのため掃除後は、タオルや布巾を使って、しっかりと乾拭きしておこう。また床にタオルや布巾を敷いておくことで、エアコンの下に水滴が垂れることも防げる。
カビ予防のスプレー
エアコンに限らず、掃除と合わせて行いたいのが、今後の汚れを予防することだ。特に室内へ空気を送るエアコ2の場合、予防したい汚れは「カビ」だろう。掃除が終わったら、カビを予防するスプレーをかけてお