4月9日(火)、ミシュランガイドセレモニーにて『ミシュランガイド京都・大阪2024』の掲載店全440店舗が発表された。

同誌には、京都市中京区のレストラン「真白」が、一つ星店として初掲載。同店は、昨年8月に小霜浩之シェフの手でオープンしたフレンチレストランで、ガイドブックは、4月12日(金)に発売となった。

フレンチの技術を基本に華やかな料理を供する「真白」

和食が主流の京都において、フランス料理の確かな技術をベースに、四季折々の希少な食材を取り入れ、日本のアイデンティティを表現するフレンチレストラン「真白」。

市場にはなかなか出回らない旬の食材を、シェフの小霜浩之氏が自身の目で吟味し、信頼のおける全国の生産者から直送する。フレンチでありながら、時にはジャンルに囚われることなく、食材に重点を置きながら、華やかな料理を作り出すことで知られる。

そんな「真白」が『ミシュランガイド京都・大阪2024』に掲載された。ミシュランタイヤによると「独創性あふれるカウンターレストラン」が、選出の理由になったという。

数々のミシュラン一つ星店を創出する小霜シェフ

「真白」のシェフを務める小霜浩之氏は、大阪「リーガロイヤルホテル」で修業、同ホテル史上最年少の33歳で、福岡県北九州市小倉グランメゾン「レストラン シャンボール」のシェフに就任した。

その後、京都市のフレンチレストラン「DOUZE GOUT 12+」でシェフを務め、「ボキューズ・ドール国際料理コンテスト2015」での、日本代表ファイナリスト選出などコンクールでも実績を残した。

そして、2012年5月、芦屋市に「コシモ・プリュス」をオープンし、ミシュランガイド関西2014にて、念願の一つ星店として掲載。また、2017年11月には「祇園 呂色」を開店。こちらも「ミシュランガイド京都・大阪2018」に一つ星店として掲載された。

そして「ミシュランガイド京都・大阪2024」に一つ星店として掲載された「真白」は、昨年8月にオープンした小霜シェフの最新店舗。シェフ自らカウンター越しにゲスト一人ひとりと向き合い、ライブ感あふれる料理で細やかにもてなすのがスタイルだという。

訪れるゲストには、「感情や思考を一度リセットして、六感で料理を楽しんでいただきたい。」という小霜シェフ。そんな「心を真っ白に」という想いが反映される「真白」で、シェフが織り成す一瞬一旬の皿々を、心ゆくまで堪能しよう。

真白(ましろ)
所在地:京都府京都市中京区堂之前町234 OHG京都六角ビル2階
営業時間:ランチ12時~・ディナー18時~ ※ランチ・ディナーともに一斉スタート
定休日:毎週水曜・火曜不定休

(高野晃彰)