4月15日(月)、スコットランド・アイラ島のウイスキー蒸留所、ブルックラディ(BRUICHLADDICH)が、蒸留所閉鎖からの復活劇や未来への期待を封じ込めた、2種類のシングルモルトをリリースした。
アイラ島のテロワールを象徴する「18年」と「30年」は、ウイスキー&ハイボール好きへのギフトにもうってつけだろう。
アイラ島の風土を雄弁に語るスピリッツ
1881年に創設されたブルックラディは、伝統的な蒸留設備と革新的なウイスキーづくりを融合し、エレガントで華やかなスタイルを未来へと継承している。
過去にはアメリカの禁酒法や世界大戦などの影響が尾を引き、1994年に一時閉鎖に追い込まれたものの、2001年に投資家グループの手によって復興。
現在は、“WE BELIEVE TERROIR MATTERS. ― 私たちはテロワールが重要だと信じている”という信念に基づき、アイラ島の風土を雄弁に語るスピリッツを提案中だ。
今回リリースされた2種類のシングルモルトは、激動の時代に生まれ、倉庫で熟成を続けてきた逸品となる。
復興後のストックを使った「ブルックラディ 18年」
復興後のストックを使用し、アイラ島から出ることなく18年熟成させたシングルモルト。
その味わいは、蜂蜜・バタースコッチ・新鮮なフルーツの粘度のあるラグジュアリーな質感と、明るいトロピカルフルーツとトーストしたオークの繊細な存在感を特徴とする。
歴史と未来への期待が詰まる「ブルックラディ 30年」
確たる意思をもった2人のスタッフが、静かに見守り続けてきた30年熟成のシングルモルト。
復活のストーリーと未来への期待をボトリングしたその味わいは、トーストしたオークの繊細な甘さや軽快なフルーツ、かすかなレザーが続き、柔らかなバニラと甘いココナッツの余韻をもたらす。
その他、スピリッツ業界初となるグリーンエネルギー100%で製造されたパッケージにも注目。特別な日のために、自宅のウイスキー棚にストックしておきたい。
ブルックラディ
(zlatan)
※価格はすべて税抜