実は他にも起源がある説

「最初はグー」の生みの親は志村けんさん!ただもっと昔からルールは存在していた!?
(画像=『FUNDO』より引用)

「最初はグー」を志村けんさんが初めて掛け声を使ったと言われていますが、実際に最初にグーを出すというルールだけなら、もっと昔からあったと言われています。

ここからはその事実について簡単にご紹介します。

本家野球拳は最初にグーを出す

実は最初にグーを出す文化は、本家野球拳で使われていたルールとなっています。野球拳といえばじゃんけんをして服を脱ぐものだと思っている人も多いですが、実は違います。

単純に踊り歌いながらじゃんけんをする余興の一種であり、当時は「よよいのよい」でグーを出す決まりでした。その後に「じゃんけんぽん」という掛け声でじゃんけんするものだったのです。

元は大正時代だが

本家野球拳は最初、じゃんけんではなく狐拳だったそうです。これもじゃんけんのように三竦みで勝敗を決めるもので、次第にじゃんけんで統一されるようになっていきました。

じゃんけんになったのは昭和22年以降

実際に野球拳でじゃんけんが使われるようになったのは昭和22年以降のことです。そのため、最初にグーを出す原型は野球拳が由来だと言えるでしょう。

しかし「最初はグー」の掛け声を生み出したのは、間違いなく志村けんさんだと言われています。