Apple(アップル)が新たに発表した「iPad Pro」の動画広告がSNSなどで物議を引き起こしている。新しい「iPad Pro」は、5.1mm(13インチ)と5.3mm(11インチ)というこれまででもっとも薄いことが特徴だが、これを表現するために動画広告ではピアノやギター、ゲーム機、カメラなどを圧縮機で押し潰している。

音楽やゲーム、カメラなどの機能がこの薄さに集約されているということを伝えたかったようだが、SNS上ではこの表現に対して「ジョブズなら激怒する美しさの無い広告」「暴力的な酷い広告」「クリエイターたちが作品を生み出す道具を破壊するとはね」などと、否定的なコメントが散見されている。

「iPad Pro」のキャッチコピーは「ありえない一枚」だが、この「ありえない広告」に賛否の声があがっているのはなんとも残念だ。「iPad Pro」はミニマリズムそのものの素晴らしい製品であることは間違いないのだが。

文・高村 学/提供元・SEVENTIE TWO

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