スコットランド1部のセルティックでプレーする日本代表MF旗手怜央が、トッテナム・ホットスパーの新指揮官アンジェ・ポステコグルー監督により今夏の引き抜き候補となることが報じられる中、セルティックサポーターのあるユニークな反応が話題だ。
セルティックサポーターは、旗手の加入の可能性を仄めかすトッテナム情報アカウントのSNS投稿に対し、旗手のプレーを非難するコメントを多数寄せた。その意図は、旗手を批判することでトッテナムへの移籍を阻止しようというもの。当然ながら直接旗手の去就に影響を与えるものではないが、イギリスならではのユーモアに富んだ愛情の表れと言える。
2023/24シーズンからトッテナムを指揮するポステコグルー監督は、2019年から2023年までセルティックを率いた。2022/23シーズン旗手は同監督のもと、国内公式戦39試合に出場し9ゴール8アシストを記録するなどし、セルティックの国内3冠達成に大いに貢献。スコティッシュ・プレミアシップ公式のベスト11に選出されるなどした。
イングランドとスコットランドの移籍市場が6月14日に正式に開かれる中、ポステコグルー監督がどの選手を獲得するのか、またセルティックとの契約を2025年6月まで残す旗手の去就に注目が集まる。