■アナウンサーが喜びの声を拾うも…

抽選の結果、浅野選手は巨人、荘司選手は楽天が交渉権を獲得した。当たりくじを引いた原辰徳監督はガッツポーズを見せ、アナウンサーからの問いかけに「堂々とジャイアンツに入ってきてほしい」と喜びのコメント。

一方、将来のエース候補である荘司選手の当たりくじを引いたのは、楽天の石井一久監督ではなく楽天球団社長である米田(こめだ)陽介氏。

映像には安堵の表情を浮かべる米田社長が映り、アナウンサーが「それでは見事に立教大・荘司投手の交渉権を獲得されました、東北楽天ゴールデンイーグルスのヨネダ球団社長です」と話を振る。

■言い間違いに気づく米田社長

米田社長は笑顔で「あ、ありがとうございます」と答えつつ、「(ヨネダではなく)コメダでございます…」としっかり訂正。

喜びの声をいち早く聞き出そうと興奮気味だったアナウンサーも「失礼しました!」とすぐさま冷静に謝罪しつつ「いかがですか今の気持ちは?」と仕切り直した。

それをニッコリ聞いていた米田社長は「本当に何よりの結果で嬉しいです。本当に良い投手だと認識していたので、そう(競合に)なると思っておりましたので予想通りでした」と歓喜のコメント。無事インタビューは終了した。